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松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

このアルバイトからはじまりました。

 

初めてのアルバイ

僕が、初めてアルバイトをしたのは、中学2年生の冬休みの時です。

今の時代であれば、確実に児童福祉法違反でアウトだったと思いますが、

世間でいうところの古き良き時代ってやつです・・・・。

さて、断れるのを覚悟で近所の居酒屋にアルバイトをさせて下さいといいました。

そのお店は、今みたいにお洒落な居酒屋等なく「じゃりん子チエ」に

出てくるような渋いお店でした・・・・。

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何故居酒屋?と思うかもしれませんが、その当時僕の認識では

仕事=皿洗い・新聞配達・靴磨き?靴磨きは、さすがに

もうちょっと先輩たちの時代ですけどね。そして

その時僕のプレゼンは、「皿を洗うアルバイトをさせて下さい!」でした。

正直それしか覚えていません。自分の子供じゃあるまいし中二の子供を

使うお店なんて今考えるとある訳無いですよね・・・・。

でも、ちゃんと雇ってくれました。

 

気になる時給ですが、これもまたバッチリ覚えています。300円でした。

正直当事はこの時給が高いか安いかは見当もつきませんでしたが、それより

働けることに舞い上がっていたことを覚えています。

勤務時間は確か夕方5時くらいから10時くらいまでだったと思います。

ちゃんとまかないも出してもらい全然ブラックじゃありませんでした。

お客さんもちっちゃいの(僕)がチョロチョロしているので最初はビックリしていましたがあっという間に仲良しになりました。ま~こういうお店は常連さんが多いので

僕自身超充実したアルバイトだと思います。

 

しかし予期せぬ事に突然アルバイトを辞める時が来たんです。

それはある日、何時ものように皿を洗っているときの事です。

皿洗いと言っても皿ばっかり洗ってるわけで訳ではないので鍋も洗いますし

グラスも洗います。で、その日は常連のお客さんに舐める程度にお酒を口にしたんです。中二の僕にしたらその舐める量が酔っ払うレベルに達していて割れているのに

気づかず力強くグラスのふちをグリッと洗いました・・・・。

すると一瞬指の第二関節に鈍痛を感じました。スポンジを使っていましたが

運悪く右手人差し指の第二間接辺りをズバッと切っちゃいました。

その時の傷は、今でも残っています。確かそれなりに出血したと思います。

僕はその瞬間自分の指をみて軽い貧血状態に

なったと思います。店の主人が直ぐにその様子に気づいてくれてタバコを

解して傷口にあて絆創膏をぐるぐるに巻いてもらいました。

 

当時タバコの葉っぱは止血するのによく使われてました。僕らの時代は多かれ少なかれ

経験されている方はいると思いますよ。たぶん・・・・それとその当時塗り薬に

赤チン(マーキュロクロム)とかヨウチン(ヨウドチンキ)懐かしいでしょ!

話を戻しまして・・・・その日は、「もう帰りなさい。」と言われすっかり意気消沈

でなくなく帰ったのを覚えています。

 

結構深い傷だったので二、三日お休みを頂きました。

後日、店に行くと店の主人が「もう辞めといたほうがええんとちゃうか?」みたいな

ことを言われました。これは正直へこみました。

「がんばりますから続けさせて下さい。」と言えば続けさせてくれたかと思いますが、

その当事は、ミスしたしもう駄目といわれた気がしておめおめと言われたとおり

その居酒屋を辞めてしまいました。

 

これは、今も思うのですが、「働く」という事の

まさに原点だと思います。きっと続けようと思えば続けられたのに少しでも逃げ出したい気持ちがあったばっかり自棄になったり、なんか後味の悪い辞め方になってしまいました。今もそうですが、ふとした隙に「頑張る」「頑張らない」「どうでもいい」が

時々見え隠れします。ポジティブになろう的な事の書いてあるサイトや書籍は、僕もよく見ますが中々その時の気持ちにドンピシャマッチングするものを見つけるのは

とても難しいです。やはり同じ境遇や同志の中に自分を置いたり感じたりすることが、

すべての事柄の長続きの秘訣かもしれません。