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松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

わかる気がする昔の人の思い込み vol.3

 

旅の不安は、独特の緊張と快感

関西空港から約15時間やっとニューヨークはラガーディア空港に到着しました。空港を出るとすぐにタクシー乗り場がありここで生まれて初めてイエローキャブにのります。映画で見た通りでした。大きなバッグは、ドライバーがトランクに入れてくれますが、乗車は一人でドアを開け後部座席に乗り込みます。分厚いアクリルボードで運転席と後部座席が完全に仕切られ手が入る程度の穴が開いているのみでした。そして僕の妄想がここでまた始まるのでした・・・。走り出すと後部座席にガスが立ち込め僕はすかさず口を何かで覆い隠すも気を失いスラム街の路地に連れて行かれ身ぐるみはがされて終わる・・・。なんて事が、頭をよぎりました。そんな緊張のなかホテル名をドライバーに伝えタクシーは、目的地に向かって走り出しました。

憧れの町ニューヨークて何かわかる気がする

 

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緊張と不安の中でもやっぱり憧れの町ニューヨークです。五感のすべてを使ってこの国を吸収しようと車の窓から、とにかくキョロキョロ覗いていたのを覚えています。そんな中ドライバーが、突然僕に話しかけてきました。僕には何を言っているのか全く理解できず一応聞いてる仕草だけしていました。そうこうしているうちにドライバーの口調がだんだん激しく声も大きくなり英語のわからない僕でさえ、さすがに怒っている感じが伝わってきました。そうなってきたら僕もあせってきてリアルに殺される感が沸々と湧いてくるのでした。

すると進行方向に橋が架かっていてそこに料金所がありどうやらその橋の通行料金を僕に請求している事にやっと気付く事ができました。しかしいくら請求されているのか全く分からず、でたらめに何十ドルか渡したと思います。通行料を無事払い、いくら使ったかも分からないお釣りを貰いどうにかこうにかホテルに到着しました。
タクシー代とチップを渡しやっとこさチェックインです。今回お世話になったホテルはグラマシーパークホテルです。

 

 

旅慣れない僕には「初めてのお使い」と同じかも

 

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ホテルに入ってチェックインを済ませ部屋に案内されて荷物をおろし初めて緊張の糸が切れた瞬間でした。自宅を出発してからこの瞬間まで約18時間くらいは費やされたと思います。ホテルの中は、100%外国人でした?ここでは僕が外国人でした。どのグレードの部屋か覚えてませんが、何回も重ね塗りして味のある部屋の壁が何ともアメリカって感じました。小休止してから待ち合わせのある人に電話をかけました。しばらくしたらある人が到着しました。

ある人が「これから何人かと待ち合わせしているので夕食をみんなで食べよう。」と誘って頂いたのでとにかくついて行く事にしました。地下鉄に乗ってコリアンタウンで集合です。そして集まったのは日本人です。地獄に仏とはまさにこの事でした。僕を含め4人の日本人がある韓国系レストランに入りました。そこは内臓の蒸し揚げた料理ばかり出すお店でした。強烈な臭いで殆ど口にすることができませんでした。楽しい会食が終わり帰りがけにある人が「じゃ~明日午前11時にナイキタウン前に集合しましょう今日は皆さんお疲れ様でした。」まさかの現地解散でした。ある人を呼び止め、こっからどうやってホテルに戻るか聞くと「大丈夫簡単だから一人で帰れるよ!」で話は終了しました。

 

 

subwayを楽しむ余裕がない緊張がとてもシュール

 

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僕は、腹を括りぼんやりとした記憶をたどり地下鉄の駅を見つけ何とか駅のホームに入ることが出来ました。トークン(切符の代わりをするコイン)を買い改札を通りホテルに帰ろうとした瞬間目に飛び込んできたのは種類の違う電車の案内板でした。日本の地下鉄は、各駅だけなのに対し向こうの地下鉄は色分けされていて各駅だけで無く、行先も種類があったのでした。

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 30分くらいホームに立ちつくしどの電車に乗ればいいかずつと考えてました。駅に張り出されているダイヤ表や路線地図など見て何とか目星をつけその電車に乗り込みました。大正解でした。目的の駅に着き下車し、後ろ側の改札から出たらそこからは何とか帰れる・・・。のはずがその駅で降りた数人の人たちはすべて進行方向の改札に向かっていました。僕一人あえて反対側の改札に行くのがちょっと怖くなり僕もみんなについて進行方向の改札から出る事にしました。「どうせ地上に上がれば目印のエンパイアステートビルを目標に歩けば大丈夫とたかをくくってました。

 

 

生エンパイアステートビルに感激と忌まわしさを感じた瞬間

 

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甘かったやっぱり怖くても後ろ側の改札から出ればよかった・・・。エンパイアステートビルって、どこから見ても同じに見えて目印にならない事にこの時点でやっと気付きました。もう時間は夜中の12時を回りほろ酔いだった酔いもすっかり冷め、またまた緊張と焦りが沸々と湧いてきたのでた。道の端を歩くと旅行客だと見抜かれトラブルに巻き込まれるなどと聞いてたもんで怖さMAX。なるべく旅慣れた感を出す為、歩道の真ん中を歩くよう心がけました。

そして建物の窪みを見つけては入り込み地図を広げて自分の居場所をチェックしました。上を向いても観光客と思われるのでなるべく正面をむいて歩いたりもしてました。それでもホテルを見つける事が出来ず途方に暮れていた時、前から大型犬を連れた女性が二人歩いてきました。「もう聞くしか無い!」そう決め満を持して声をかけました。犬をけしかけられない様なるべく静かに近づきました。ホテルのパンフレットを見せ超かたことの英語で説明して迷子になった事を分かってもらいました。そしてホテルの場所を教えてもらいやっとの思いで帰れました。2ブロックの所まで近づいていたのですがギブアップでした。ホテルに帰り部屋に戻りシャワーを浴び眠りについたのは2時を回ってたと思います。そしてニューヨークの1日目がやっと終了したのでした。

                             To be continued