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松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

カセットテープが今また人気とか

 

音楽の聴き方のビンテージが流行り

 

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音響機器にそれほど詳しくない人でもBOSEのマークが付いてあるスピーカーの認知度は、かなり高いと思います。BGMの流れるお店の天井四隅を見回すと大概このマークの入ったスピーカーが、ぶら下がっていると思います。僕も過去店で使っていたスピーカーはBOSですし、今の仕事場でもやはりBOSEのスピーカーを使っています。今の人達はよく分からないと思いますが、昔は音楽を聴くというのは結構たいそうな事で今の様にスマートフォンへ簡単にインターネットでダウンロードみたいな訳に行かなかった時代です。

 

 

お手軽感を感じさせないテープ作り

新しい曲を購入したとします。そうです当時は当然レコード盤です。まずはカセットに録音、そして車なりラジカセなりウォークマンなりで聞く事になります。そもそも録音のプロセスが、今思うと超が付くほどめんどくさかったですね。オムニバステープを作ろうものならレコード盤が部屋中に散らかりカセットテープを用意してそのテープの収録時間に合う曲をチョイスしてあらかじめメモり、オーディオのボリュームつまみを回しながらフェードインまたはフェードアウトを行ってました。そして当時の録音媒体は今話題のカセットテープが主流だったのです。確か10分位から120分位まであったと思います。因みに僕がよく作ったのは46分とか90分が多かったです。

 

 

選手生命の短さが致命的

また、このカセットテープは、すぐにダメになりました物理的にカセットデッキのヘッドという部分に接触させ滑らせて音を読み込む仕組みなので俗にいう「テープが減る」という現象が起きます。おまけに熱いところや車のカセットデッキに入れっぱなしにしておくとすぐに伸びてしまい苦労して録音した音楽が水の泡になってしまいます。それと何と言ってもカセットテープの曲目ですが、必殺手書きです。こういうのを書くのが得意な人は良いですが、そうでない人は最悪です。仮に頑張って曲目を書きケースに収めてもカセットテープ本体にもタイトル名の書いたシールを張らないと他のテープと混在して訳が分からなくなってしまいます。それと今でも懐かしく思いますが大概の車にはアタッシュケース型のカセットテープ収納ケースが転がっていたと思います。特に当時は木製のケースが僕の周りで大流行でした。ステッカーなんかベタベタ貼ったりして・・・。

 

 

したたかさがテープ作りのカンフル剤に

 

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 当時初めて自分で車を買った頃、様々なロケーションを想定してオムニバステープを必死で作りました。女の子を横に乗せるなんて事がある時は仕込みに労を費やします。何とかいいムードを作れる様頑張ってました。今思うと自分のあさはかさがとても懐かしいです。それに作ったテープの交換なんかも良くしましたね。またその後に画期的なカセットデッキが登場した時は「待ってました!」と感動したものです。

それは「ダブルカセットデッキ」でした。これが出来た事により今でいうところのコピーが可能になったのです。お気に入りのオムニバステープを作っても何れはテープが擦り切れたり伸びたりして聞けなくなります。それに同じ工程でいちいちオムニバステープを作ってられませんからね。だからダブルデッキはコピーテープを作る人たちの救世主だったのです。

 

 

あとがき

そのカセットテープが最近にわかにブームになっていると朝のワイドショーで放送してましたよくよく聞くと音に味があるとかなんとか訳の分からない事を言ってました。あの当時を思い出すくらいは良いですけど、僕はもうあの当時には戻りたくないですね。こんな苦労もひょっとしたら味わった事の無い今の人達には「古き良きものはお洒落」になってしまうのでしょうか・・・。